大きな転機だからこそ2
大事な儀式であればこそ、怪我などがあってはならない。
何事か起こると、その家の運が思うようにいかなくなるのではないかなどと、あらぬことまで気にして悩んでしまう。
建前は真剣勝負のようなものだ。
面白いジンクスがある。
建前の当日は、家族に妊婦がいるもの、私らは「サンピの者」と呼んでいるが、その人は絶対立ち入り禁止にしていた。
死者を出した家族(私らはシニビの者という)より忌んだ。
現に、私の場合でも、サンピの者が建前に参加して、事故を起こした例が数度あった。
むろん、ベッド 通販を入れたあとでわかったことだが。
古いといわれるが、私は今でも「サンピの者」は嫌って、参加させない。
こんな迷信めいたことにとらわれるのも、大工がいかに建前に気を入れているかのあらわれであろう。
そんなことを考えれば、上棟式を省略するなどというのはもってのほかだ。
職人をなめている。